授賞対象 | : | てんかんの治療に関する特定のテーマについて継続的な研究を行い、優れた業績を挙げた研究者または研究グループ |
---|---|---|
授賞内容 | : | 表彰状とともに正賞として銀メダル、副賞として金一封を授与し、記念報告を行います。 |
授賞件数 | : | 2件 |
応募方法 | : | 研究褒賞募集要領をご確認のうえ、所定の申請書をダウンロードしてください。 |
ダウンロード | : |
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授賞対象 | : | てんかんの治療に関する特定のテーマについて継続的な研究を行い、優れた業績を挙げた研究者または研究グループ |
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授賞内容 | : | 表彰状とともに正賞として銀メダル、副賞として金一封を授与し、記念報告を行います。 |
授賞件数 | : | 2件 |
応募方法 | : | 研究褒賞募集要領をご確認のうえ、所定の申請書をダウンロードしてください。 |
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研究テーマ:
『大脳皮質興奮性神経伝達の低下によって生じる欠神てんかんの新たな神経回路メカニズム』
宮本 浩行 先生
東京大学
国際高等研究所
ニューロインテリジェンス国際研究機構
特任講師
研究テーマ:
『てんかん外科治療と臨床脳波学・発作症候学』
臼井 直敬 先生
静岡てんかん・神経医療センター
脳神経外科 医長
寺田 清人 先生
静岡てんかん・神経医療センター
神経内科 医長
2020年度研究褒賞受賞候補者の推薦経緯についてご報告いたします。
2019年度研究褒賞審査委員会は2020年2月7日に開催されました。てんかんの治療に関する特定のテーマについて継続的な研究を行い、優れた業績を挙げた研究者またはグループを既定の評価方針に従い、特にてんかん学への貢献度を重視して、受賞候補者を選考しました。本年度は、基礎研究部門1件および臨床研究部門3件の応募の中から基礎1件・臨床1件を受賞候補者として選出しました。
これらの候補者は3月6日の理事会において2020年度の研究褒賞受賞者と決定されました。
基礎研究部門
受賞候補者: 宮本 浩行 (東京大学)
課題名: 大脳皮質興奮性神経伝達の低下によって生じる欠神てんかんの新たな神経回路メカニズム
モデルマウスを用いて、未だメカニズムが不明の部分が残されている全般てんかん(欠神てんかん)の病態解明への綿密な研究である。大脳皮質と視床の回路を中心に全般てんかんの機序解明に関する基礎的研究を包括的に実施し,てんかん学への寄与が大きい。
臨床研究部門
受賞候補者: 臼井 直敬、寺田 清人(NHO静岡てんかん・神経医療センター)
課題名: てんかん外科治療と臨床脳波学・発作症候学
てんかん外科治療を受けた多数の患者について、慢性頭蓋内脳波記録データ等に関して後方視的に解析し、その病態を解明した一連の臨床的研究である。発作症候学的検討、高周波振動の分析、運動関連領野の同定のための高頻度刺激の有用性の検討などを行い、後方視的であるが有用な情報を得ており、臨床的に意義の高い研究である.
2020年3月6日
公益財団法人てんかん治療研究振興財団
研究褒賞審査委員長 永井 利三郎